居抜き売却とは
居抜き売却とは、

設備や家具、什器などを物件と一緒にすべて売却
することです。
居抜き売却のメリット
- 原状回復工事(スケルトン工事)が不要
- 引き渡しギリギリまで営業することができる
- 解約までの賃料の支払いを軽減できる
-
メリット1
原状回復工事(スケルトン工事)が不要
物件の賃貸契約を解約する際には、通常、造作や設置した設備などを取り除き、元の状態に戻す必要があります(原状回復工事)。
ただし、後継のテナントを見つけてから契約を解除すると、現在の造作や設備をそのまま残し、引き継ぐことができる場合があります。
これにより、原状回復工事の費用を削減することが可能です。 -
メリット2
引き渡しギリギリまで営業することができる
原状回復工事を省くことで、次に入居する店舗が決まるまで営業を継続し、その間に収益を得ることができます。
同時に、貸主にとっても、居抜き物件を提供することで空室期間を最小限に抑え、新しいテナントをスムーズに迎え入れることができ、安定した賃貸収入を確保することができます。 -
メリット3
解約までの賃料の支払いを軽減できる
解約の規約によっては、お店を閉店して退去しても賃料を支払う場合があります(解約予告期間といいます)。
しかし、居抜き売却の場合、後継テナントがすでに決定しているため、通常解約予告期間を待つ必要がなく、合意解約が容易になることが多くあります。
これにより、無駄な賃料の支払いを避けることができます。さらに、居抜き売却によって売却資金を得ることができるため、収益を得ながら賃貸契約を終了できる利点があります。
閉店時の比較例
閉店の流れ比較
居抜き売却
- テナントラボにご連絡
- 貸主の承認を得る
- 当社にて直接買い取り
- テナントラボから費用のお支払い・店舗撤退
- 1
- 2
- 3
- 4
通常閉店
- 解約の連絡をする
- 次のテナント探し
- 原状回復工事
- 店舗撤退
- 1
- 2
- 3
- 4
閉店の費用比較
居抜き売却
原状回復工事費用・賃料
0円
売却益
+200万円
通常閉店
原状回復工事費用
-200万円
賃料
-210万円
※解約期間6ヶ月分
居抜き売却では、店舗の内装や設備が残ったままの状態で売却されるため、原状回復や解約予告期間の賃料・管理共益費など閉店時のコストが大幅に削減されます。通常のスケルトン状態での閉店では、これらの費用が発生します。
居抜き売却による注意点
直接賃貸人様に連絡すると居抜き売却の承認が下りない場合がある。
居抜き売却は賃貸人様の承認が必要となります。賃貸借契約書では解約時の原状回復が規定されており、個人で居抜き売却を交渉すると認めてもらうことが難しい場合があります。このような場合、テナントラボから賃貸人様にご説明すれば、居抜きを認めてもらえる場合があります。
撤退を伝える前に、まずは一度ご相談ください。
賃貸人様が次のテナントを決めてしまっていた
直接賃貸人様に先に連絡を行った場合、家賃収入を失ってしまうのを防ぐため、新しいテナントを探し始めます。この段階で大家さんは、スケルトン状態での貸し出しを前提とした方針をとることがあり、そのため居抜き売却が困難になることがあります。こういったトラブルの前にぜひご相談ください。
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